Pochi-KoBoの工作日記

カプラーと内装ばかりに手間をかける某集団代表、納車時の各部のスミ入れが日課。作りかけの御殿場駅モジュール(全長3,600mm)は駅舎の情報不足で停滞し、各部の経年劣化でストラクチャーのリニューアルが待たれる(だめぢゃん)

甲府モデル 『ワキ700 』を作る(フレーム内蔵・下まわりプラ化)その3 『ボスとネジ留めと最大の難関その1』

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ボディの手摺りの造形まで終わっていたワキ

ボディ内部の構造材にも手を付けていきます

 

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シャシをネジ留めにて固定できるようにするため丸棒を埋め込みます

相手は紙の部材なので各部は事前に瞬着でガッチガチにしてありました

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甲府モデル 『ナ10』を作る その1 『ドンガラ盛り盛り(は?』

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活魚車…というそうである

 

イロイロと特徴的な機能も持つというこのクルマ

その生い立ちもある意味波乱万丈のようで…

 

皇室の馬車輸送用の専用貨車だったそうですな

それも即位の儀式のみに使う馬車専用の…

 

要は一回こっきりのために作った貨車

元より転用も考慮して製造されたと

どこかの潜水母艦水上機母艦ですかと

 

(…まぁそんなことはどぉでもよろしい)

ちと困ったのですよ

 

画像がね…無いのだよ。(どこかの美容師(CV:新谷真弓)のような言い回しで)

 

ほとんどね

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河合 ワキ1000 の軽加工

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所謂『香港 TOMIX』製品を元とする河合の黒貨車シリーズ

その中でも大柄なボディを持つワキ・ワムフは今でも一部で人気があるようで

 

鉄道データファイルというデアゴスティーニパートワーク分冊百科)シリーズがありましてね、wikiで見ると '07〜だそうで、300 号まで出ました

創刊から全部揃っているはずで、半分くらいまではバラしてファイルに綴じた記憶があります

で、この鉄道データファイルには3ページ分くらい横に伸びる折りたたみの編成イラストが含まれてましてね

この編成イラストに急行便貨物の編成丸々一本が描かれたモノが二桁台の号に含まれていました

牽引機は EH10 、黄帯を巻いたマンモス機が黄帯を巻き急行・急行便の文字を掲げた30数両にもなるワキ・ワムを連ねている絵面です

ちょうど河合が急行便のセットを数種類発売していた頃で、そこから見かけるとちょいちょい買い揃えていくことになります

 

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甲府モデル 『フワ30000』を作る その2 『まだだ…まだ終わらんよ(インレタまで貼る)』

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箱に組んでディテールを追加し始めたフワ30000

車両工作の基本工程になりつつある手摺りの追加をします

今回も製作にあたってあちこちググって個人的に資料を探してみました

現実問題としてブレーキ手小屋側から見た斜め左右の画像二つきりで

他は主に 16 番の金属キット完成品の画像が数点ある程度

ドット絵で描かれた側面のイラストなどもありましたがごく僅かでした

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甲府モデル 『フワ30000』を作る その1 『山椒は小粒で…(箱にする)』

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このピョコンとブレーキ手小屋が飛び出た姿が印象的な有蓋車

どうも欧州ではあちこちで見かけるポピュラーな形状らしく

ほんの数年で息絶える結果となったらしいこの国とは事情が違うのだなぁと

 

シキを購入に行く前に甲府モデルの製品群を見回した時から

このなんともひょうきんな半ば冗談のように取って付けた電話ボックス(死語)様のスタイルが気になっていたのですよ

整った編成美が好みの方も多いのでしょうが

個人的には不揃いな 凸凹編成に惹かれる性分でしてね

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#100均ケースモジュール 『片田舎の貨物ターミナル』

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Twitter で #100均ケースモジュール というタグが流れてきて

ダイソーのコレクションケースにレールを置いてディオラマにするらしい

高低差を活かした地下鉄駅やら橋梁やらトンネルやら

コンパクトなだけにパパッと造るも良し、徹底的にやり込むも良しと

 

気にはなってたんだけど、構想が決まらないとなかなかねと動けずにいて

そんなこと言ってる間に作らず仕舞いになるよねとケースだけは買ってきた

寸法が 345㍉ と 20m 級が2両半くらいの長さ

作った車輌を写真で撮る時の展示台があるといいかなぁ…と簡単に考えてみる

TOMIX の S280 を基準にどんどん繋げていけそうな大きさで良さげ

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甲府モデル 『ワキ700 』を作る(フレーム内蔵・下まわりプラ化)その2 『手摺と滑車と屋根とサフ』

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ボディが箱になって急行便仕様に決定したワキ700 ですが…

実はここからが本番みたいなものでして…

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甲府モデル 『ワキ700 』を作る(フレーム内蔵・下まわりプラ化)その1 『内部フレームを入れる』

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左右非対称の側面を持つ異色の大型有蓋車

その数奇な生い立ちも含めて謎の多い貨車で

あるスジの人々を除けばかなりレアな部類に入るのだそうな

 

Wikiによれば旧海軍発注の異例とも言える私有貨車で

航空魚雷や爆弾の輸送に使われた(らしい)というものの

実際には使用法が明記された資料は見当たらないらしく

その内部に備えられたホイストを使い航空機用エンジンを載せ下ろししていたという

実際にワキ717 の荷扱いに携わったという方の手記が

奇跡的に軍の検閲を擦り抜けた当時のイラストと共に残され

関連の機関紙に掲載されたらしいことがネット上で確認できる

 

『戦後仕様で…』というのは、装備された高速運用向けの台車を活かし

一部が黒貨車に黄帯を巻いた『急行便』貨物編成に使用されたという記録による

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甲府モデル 『シキ180』を作る(ローダウン・補強・回転軸構造変更)その10「完成、そして面接へ・・・(え"」

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ほっそい金属線が届いて、いよいよ最終局面に入ってきました

その構造が今ひとつ不明だった空気溜めに掛かるハンドル

どうも空気溜めに残った空気を必要な時に抜くためのバルブ操作用のものらしい

 

0.2㍉は細いっすな、予想以上に

真鍮線だとペランペランなところ、ピアノ線だと弾力はあります

操作部とバルブを覆う小さなカバーが付いているようなんだけど

さすがに小さすぎて造形は厳しめっぽい

なんとなくそれっぽく見えそうなものを付けるかどうか要検討

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甲府モデル 『シキ180』を作る(ローダウン・補強・回転軸構造変更)その9「金属部分、簡単に、ブルーイングっ(黒染め)」

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ブレーキハンドル・ステップも形になり

必要と思われる艤装(?)もほぼほぼ揃ってきました

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