鉄@レ用汎用ウェイト作ってみよう(1)
その販売開始以来、一部の好きモノに歓喜と困惑を提供し続けるトミーのコレクションブランド『ジオコレ』の『鉄道コレクション』なわけですが…
困惑の原因といえば(個人的には)年々上がっていく単価・電動化向け予算の確保とそのバランス点の見極め・点灯化への高いハードル…といった部分が浮かぶわけです
(まぁ、人によっては「鉄道模型の正規ラインナップ(?)で出してくれ!!!」みたいなところも困惑の原因になっていたりするのではないかと)
で、勢い廉価な代用品でうまいこと『使える状態』に持ち込むことが出来ないだろうか?という方向に向かう人も多々出てくるわけですね
代表的なものとして車輪とウェイトというコトになるわけで、当方もご他聞に漏れずになるわけです
板鉛や釣りの錘・GM板キットの余りモノ等々…
そもそもの原因は純正オプションがね…というところにry…
たまたま CAD が使える状況にあるとか、精密板金をやってる会社に潜り込むことになって、日々鉄板やステンレスをあれこれやる環境に身を置くことになっただとか、身の回りの環境が『やれ、やるんだ!』と言っているようなところに立っていることに気がつきまして、『図面持ってくれば作ってやるぞ』という現場の声もあり、ひとまず作ってみて考えようというコトに相成りました
ウェイトに関してはいくつかの構想がありまして、一般流通品に準じたものや電動車の補重向けに考えているものなど、現状で6種類ほど
個人的に手持ちが 20m 級が多いためにそこを基準にやってはいるものの、18m 級向けも順次進めるつもりではいます
さて、製作するに当たり考えることがいくつかありまして…重さと大きさと厚みなわけですが
これには『素材をどうするか?』ということも関わってきます
錆の問題から電導性・素材の入手しやすさ・コスト等々
ステンレスであれば無垢でいいわけですが電導性が鉄よりも落ちるだとか、鉄だとメッキ処理が必要になるのでコストがその分上がってしまいます
大きさや形状については、シャーシの突起との兼ね合いやメカ椅子(内装パーツのこと)との折り合い等々、他にも後々の発展性なども構想には入っていますので、簡単な作りではあるものの意外に考えることは多いです
ひとまず図面は作りましたので、素材をどうするのか・コストとの兼ね合いはどうなのかといったところを確認してきます