芝川MPro。 踏切の踏み板を作る(1)
先月の芝川図書館での展示の際
裏山の脇にある道路と線路の交差部分については TOMIX のリレーラー線路の踏み板部分で代用
ただ、やはり専用品というわけではないため
雰囲気的には悪くなかったものの
道路の幅と踏み板の幅が合わず不自然な状態で…
既製品としてはジオコレの踏切Dの雰囲気が良く
また、踏み板の造形も実物に近似しているものの
やはり寸法が短いためにそのままでは使えそうもなく
その造作も含めて亀吉くんでカッティングしてみることに…
が、薄紙を積層した形態のボール紙では
細かくサイの目に入れたカットラインにより表面の層が崩壊
ハッチングが反映されず、手作業で入れた多数のラインも徒労に終わり
敢え無く断念を余儀なくされる
レーザーカットであれば可能なのだろうと意気消沈するも
カットがダメなら塗ればいいぢゃないということで
基本形だけをカットして重ね吹きしたところで気が散る(だめぢゃん
一応は道路と並べたショットを残して気分に区切りを入れる
で、レール両側の踏み板部分の固定方法で試したいことが思い浮かび
急遽いじる対象を変更、0.5 mm 弱のボール紙を3枚重ね合わせ
中央付近にエバグリの 1.5 mm 角のプラ材を2本並べて接着
TOMIX の直線レール中央にあるフィーダー差し込み口に装填…装着
これズレないし回転しちゃわないし差し込むとピタッと位置が決まるし
いいわぁ…楽しくなっちゃってついつい抜き差し、笑いが止まらない
差し込み口じたいは高さ 1.5 mm × 幅 3 mm 弱のため
サイドを少々削り、肩の部分を少し面取りするとスムーズになる
手持ちにあったのが品番 EGP153 だったのでこうなったものの
EGP156 であれば余計な接着は不要で
サイドを少々削るだけで寸法出しできるかと思う
で、その下にタミヤの三角材を貼ることで
道床の斜行部を避けつつ接地させられることを狙い
隙間には 1.5 mm 角のエバグリのプラ材を挟み込むことで埋める
試しに3mm を使ってみると下にはみ出し内側で道床に干渉
既に瞬着とクレオスの Mr.セメントSP でガチガチにしてあるため
クラフトナイフで泣く泣く余剰部分を削除してヤスる…
(今回からセリアの本気とも噂されるスポンジやすりの#240を導入)
三角材は2mm ので良さげね…( ̄ω ̄;)
サフェーサーを吹いてから
ライトアイボリー・黒・ブラウンを順番にマダラ吹き
なんだかそれっぽくなってきたんでね?
ツヤ消し吹いたのがいいのかねぇ…
まぁこれで目処はついたし
複線向けに余分に作って 37mm 軌間・27mm 軌間向けのスペーサーを用意すれば
対応できる場面はかなり多いんじゃない?
複線の時は製品にもよるけどレールの向きを逆にすれば
道路が斜めでも差し込み口がズレるからうまくセットできそうだし
とにかくこのフィーダー差し込み口に固定するのが楽しいやね
ネタ元は TOMIX の車両基地レールセットのアクセサリーがこの方式らしいって話なんだけど
TOMIX Nゲージ 車両基地レールセット 91016 鉄道模型 用品
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これを応用して線路の両側にちょっとしたプレートを用意して
ビネットっぽくしたりお座敷運転向けの情景プレートにしたり
そのままモジュールベースに乗せればベニア平原も一部情景付きとか
S70 や S140 向けに作ったミニ情景を連結してモジュール化とか遊べそうじゃんね
そんなこんなで妄想だけ膨らんで作業は滞るわけだ(だめぢゃん
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