Pochi-KoBoの工作日記

カプラーと内装ばかりに手間をかける某集団代表、納車時の各部のスミ入れが日課。作りかけの御殿場駅モジュール(全長3,600mm)は駅舎の情報不足で停滞し、各部の経年劣化でストラクチャーのリニューアルが待たれる(だめぢゃん)

甲府モデル 『シキ180』を作る(ローダウン・補強・回転軸構造変更)その2「改造、するよっ!」

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2回で組み立てについてはなんとか纏めようかと思っていたものの

意外に画像も多く残してあってぼりゅーみーなわがままぼでぃ状況で

どうかなぁと思いつつ進めていくですよ

 

今回、このシキ 180 を組むにあたって

予備知識もないので資料集めからスタートとなりまして

あちこちウェブ上を渡り歩いた結果、60 枚弱の画像を集めました

 

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特に助かったのは側面の高解像度の画像を上げてあったページで

…ちょっとどこかわからなくなってしまいまして…(≧∇≦)ゞ

 

で、細かいディテールの参考になるのがこちら

上からの画像もあって至れり尽くせりで、ここだけでも充分と言える物量

 

 

やっぱり事前の情報収集は大事よね

 

* * * * *

 

さて、メインフレームの端っこに組み込まれるこのパーツ

どうにかしようかなとあれこれ仕入れてきました

 

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2㍉のネジとタップ…

 

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試しにワッシャーの重さを測ってみると2枚で 0.6㌘ って軽っっっ…(´・ω・`)

 

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ちなみに鉄コレ純正ウェイトが4㌘です、お話になりませんな(笑)

もうちょっと考えます


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ステンレス線はフレームに収まるように貼り込みが完了しました

 

荷重が掛かってフレーム中央部が下がることで

両端が持ち上がるのを多少なりとも抑制できないかな…と

こればっかりは出来上がって試してみてのお楽しみ

 

両端は仕上げが決め切れてないので後まわし

  

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こんなものを用意

 

皮ポンチは建物系ストラクチャー作ってると欲しくなるですよ

丸く穴を開けたいんじゃなくて、丸い部材が欲しくなって…ね(笑)

 

3㍉あたりで変圧器に付いてるパイプの蓋とか作れそうだから次やろかな

 

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ローダウンスキーとしては競技用に低く構えたクルマが大好きです

鉄道車両も同様、で、心皿を薄くしますよ

 

メーカーの取説には心皿部品を抜いて作ると車高下がるよ

でも車輪のフランジと干渉するから走れないよ…とアナウンス有り

 ぢゃあ、薄くすりゃ行けんぢゃね???

 

で、0.5㍉ のダイソー黒ボール紙を皮ポンチで丸くカット

 

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一度組み上げた台車から元のパーツを削ぎ取り置き換え

 

(刃物怖いよ、使うなら切れ味の良いものでゆっくりね)

白化してるのは瞬着効果…硬化促進剤を入れてるので
中心ピンは1㍉のタミヤのプラ角棒に置き換え

 

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元々ここの部品は予備がいくつか入っていて『甲府モデルさん親切や…』

 

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単純に 0.5㍉ 下がるわけだけど、フランジ次第では当たる鴨

 

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この時点でステンレス線をプラ材に通してメインフレーム両端に接着

ようやく全体像が見えてきます

仮で置いた TOMIX のシキ1000 の台車

後々並べることになるだろうからディテールもちょっと考えたいよね

 

さてさてメインフレームと台車受け梁の接続方法も固まってきましたよ

 

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はい、シキ1000との並び

 

なんか穴空いてますねぇ…構造変更実行中です

 

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メインフレームと台車受け梁の取り廻しを丸棒ネジ留め接続に構造変更

瞬着で廻りを固めて皮ポンチでいきなり穴開けて
ワッシャーの位置が合わないから調整します

 

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ここで丸棒ネジ接続に決まったんでメインフレーム両端も構造を決めます

『つい言った』で「板オモリ」というお話が出まして

試しにお買い上げしてきたところ、ワッシャーよりは重さ稼げそう

 

100均セリアのスポンジやすりに #1200〜#2000 が追加されてて思わずげと

 

板オモリ、ハサミやカッターで紙のように切れていいわぁ…剛性無いけど

 

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片側で 1.4 ㌘ だと両端で3㌘弱

鉄コレ純正の4㌘を考えるとあと少しどこかに追加すれば充分でしょう

 

台車に直接荷重を掛けたいというのと

湾曲したフレームに余計な負荷を掛けたくないってのを両立させるなら

ウェイトを封入する場所はここしかないでしょうというお話です

 

んで、ここでまた血迷ったかさらなる可能性を模索

 

BMTN 化、行ける?

 

幅が合わないんでそのままじゃ無理

使えそうなブツは思い浮かんでいるものの

台車受け梁の強度や捻れにも影響受けるだろうからまだやるかどうかは未定

 

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ペーパーモデルということで極力元の紙パーツを活用することにしていたんだけど

ウェイトと回転軸の支えには平均して力がかかった方が良さそうなんで

強度を考えてここだけ例外的にプラ板を貼り付け

 

4㍉で穴を開けた 0.5㍉ 厚のボール紙のリングをガイドに4㍉丸棒を接着

用意したネジ長の関係で端がウェイトまで飛び出すので

板オモリも含めて2㍉のタップを立てる

 

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 皿ネジの頭が台車と干渉するのでちょいと切り欠きを付けて逃がす

 

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おぉ…こうやって画像で見ると真鍮キットを作ってるみたいぢゃあなイカ(うは

このごちゃごちゃ感が見てるとテンション上がってくるよ、いいねぇ

手造りの醍醐味ってやつでしょうかね、次々にやることが浮かんでくるよ

 

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とりあえずこれで基礎部分と言える部分がほぼ形になって

あとはフレーム上下に1枚貼るだけといった状態

まだいくつか手を入れる構想はあるものの

手間のかかりそうな部分はこれで完了かな

 

弄りがいのある模型というのが体感できる一品です

改造するも良し、ディテールアップに走るのも良し

いつまでも弄り回して完成しない不安も感じつつ

次の構想を練りながらちょっと頭の中を整理しようと思います

 

塗装を考えるとこのまま塗った方がいいのかなぁとか

いろいろと後から後から出てくるもんだから…

 

 

pochi-kobo.hateblo.jp