Pochi-KoBoの工作日記

カプラーと内装ばかりに手間をかける某集団代表、納車時の各部のスミ入れが日課。作りかけの御殿場駅モジュール(全長3,600mm)は駅舎の情報不足で停滞し、各部の経年劣化でストラクチャーのリニューアルが待たれる(だめぢゃん)

甲府モデル 『フワ30000』を作る その1 『山椒は小粒で…(箱にする)』

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このピョコンとブレーキ手小屋が飛び出た姿が印象的な有蓋車

どうも欧州ではあちこちで見かけるポピュラーな形状らしく

ほんの数年で息絶える結果となったらしいこの国とは事情が違うのだなぁと

 

シキを購入に行く前に甲府モデルの製品群を見回した時から

このなんともひょうきんな半ば冗談のように取って付けた電話ボックス(死語)様のスタイルが気になっていたのですよ

整った編成美が好みの方も多いのでしょうが

個人的には不揃いな 凸凹編成に惹かれる性分でしてね

ワキ700 でちょっとハプニングが起きておりまして

対処法とリカバリに奔走しております

 

まぁ、うんうん唸っていれば上手くいくわけでもなし

ちょっと毛色の違うものに手を出して頭を一度リセットすることも大事でしょうと

 

今回はシンプルに素組みする気でいたのですよ

 

当初はね

 

ただ、これも染み付いてしまった性分か

『ソースは〜しょー油は〜』みたいなツッコミの対応で慣れちゃったのか

まずはググって資料探しと相成るわけで…ほとんど強迫観念てやつね

 

とりあえず小屋から行きましょうと…

これで小指の先よりもちょっと小ぶりな感じの大きさ

部品点数で7つだったかな?

積層したりで組み上げるので位置合わせやら意外と気を使うですよ

表に接着剤のはみ出しが無いようにとかもね

 

屋根のアーチと壁面の肩部との位置合わせに隙間埋め

実際に手を付けるとあれこれ小さい中にも段取りが必要になります

ここはまず両側の肩の位置を合わせてアーチのてっぺんの中心を調整する感じかな

 

なかなか難しいですよ

黒サフェーサの吹きっぱなしという話がありましてね

コンクリート打ちっ放しみたいでちょっとカッコ良さげな雰囲気ですが

 

試しにシャシでやってみたけど(当然厚塗りにならなければ)下地も出て

紙の質感が木のそれと通じる感じもあって悪くないかもね…と

ボディで使うにはパーツの組み付けなんかとの兼ね合いにもなるんだろけど

 

たぶん気温が低いのもあって振っても塗料を混ぜきれてないんだと思うんよ

逆にこの光沢感を活かす術があればまたそれはそれでなんだろけど

 

まぁそこまで経験値上げられるんだかどうだか…

モールドパーツを付けたあと軸受部に瞬着を垂らし

すり鉢状になったところに、即、硬化促進剤を流して固めることでプラスチックコーティングをした感じにします

ピボットの当たる位置がマチマチになりやすいので

転がりが良くなるのと引き換えにガタつきが出やすいかもしれません

 

それでもこうやってスポーク車輪がシュパーッと回るのは気持ちのいいものです

肩の位置で一旦切り離して最後に合わせる工程も取れるようですが

猛者ならともかく多少歪んでもそのまま組んだ方が無難かもしれないです

 

リアルタイムのSNSの醍醐味はこのツイートのあとマスターからリプが付いて実感(笑)

 

製品はそれなりに手強いですけどね、小さいほど…ね

最後のカコンってのがね…勢いあまってな感じで

 

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過酷な運用は考えてないのもあって

見た目重視でカプラーの上下動は潔く目を瞑ります

ヤードの片隅にちょこんといるような雰囲気だなと思ってましてね

実際は長編成の中間に挟まっていたんでしょうけど

 

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ボディ小さいので大きなカプラーが付いてるのもどうかなと思っちゃうのですよ

ちっこい車体にちっこいカプラー、いい雰囲気ですよね? 

今回は滑車をちょっと大きめにして塗装しても埋まらないように…なるかなぁ

 

基本的にスピード勝負みたいの苦手なんですよ

回数重ねると段取りが見えてくるんでしょうね、要修行ということで

 

あ“…一回じゃ済みませんね…💧

 

現物はもうほぼ形になってますけど、続きは改めて…

 

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