Pochi-KoBoの工作日記

カプラーと内装ばかりに手間をかける某集団代表、納車時の各部のスミ入れが日課。作りかけの御殿場駅モジュール(全長3,600mm)は駅舎の情報不足で停滞し、各部の経年劣化でストラクチャーのリニューアルが待たれる(だめぢゃん)

甲府モデル 『 シキ180 ・ シキ1000 変圧器 』を作る(造形編。)

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ながらく放置気味に積みになっていた変圧器を引っ張り出しました

 

基本設計は シキ180 用も シキ1000 用も大きく違いはないため併記とします

(ググったとき両方で引っ掛かるだろうとかエロいこと考えてたりしないですよほんとで(ry)

 

 

キットを組み上げるだけであれば

ペーパーキット手始めとしては取っつきやすいというか

基本的な構造とか体験できて良いのではないかなと思います

 

ただ、パーツの組み合わせ位置などのケガキ等々やダボなどは無いので

模型工作の基本である仮組みや工程確認の認識が無いと

ズレたり取り付け位置を間違えたりと『やらかす』可能性はあります

万人向けに懇切丁寧なバンダイプラモなどに慣らされていると

面食らって『あんだよぉ💢』みたいなコトも…あるのかなぁ?

 

以前、シキ1000 向けを1つ箱組みだけやっているので

どこそこがどうという部分で対策を思い描いていたので

ちょちょっとその反映もしながらできました

繰り返しとか同じのいくつも組むとか気が遠くなって嫌いなにゃけど

前回の気付きを次に活かせるって部分では大事なんやねぇ…

 

で、このまま自分が素組みで済ませるはずもなく(シキがアレ⬆︎だし💧)

これまで撮り溜めググって拾い集めた画像(動画のキャプチャ含めて約50枚)

これを存分に活用してやってやるぜぐっへっへ⤴︎

…ってな感じで進めちゃいますよと

サンプルとしてはライトブルー?ライムグリーン?の『あれ』ですな

 

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『あの』変圧器、よくよく見ると同じ色で4種類くらい画像が出回ってるようで

基本の構体がそもそも違うもの、全体にメンテ用のパネルが付いたもの

それ以外でわずかにディテールの違うもの…

4面全てが把握できるものは

・片側に切り欠きのあるタイプ

・側面が全て開閉式と思われるパネルで構成されているもの

の2種のみ、天面に関してはパネルタイプのみという状況

 

致し方なく全てのタイプから気になったディテールを抜き出して

相応にバランスを見ながら配置していくこと(諦めること)にしました

まずはその特徴的なボンベの設置された面から

ブルーグリーン基調の中、一点グレーがワンポイントで目立つところです

 

ある程度寸法やパーツの配置を考えるために CAD に描きながら進めています

適当に組んでくと後から入れようとした部品がサイズ合わないとか出てくるんで…

 

ちなみに使っているのは田宮とエバグリのプラ角棒とプラ板

一部金属線(主に0.3㍉)といった感じで、通販で手に入る範囲のものです

 

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あまり細かく実物に忠実にやろうとか考えると

プラ材の組み合わせの強度とか無理が出てしまうでしょうから

浮かせられる部分と密着させる部分を見極めます

 

一部は密着させても塗装時の墨入れなどで影を付ければ立体感は演出できるので

無闇やたらと立体的な造形をして手に持つのも怖いくらいにせぬよう

イベントの持ち込みにも気をつかうような状態になって現場で泣いたりしないよう

ある程度の割り切りは必要だと思っています

(コレに惹かれる層は割と老眼でよく見えなかったりとか…まぁ…いいか💧)

 

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(作ってる時よりも写真のアングル考えたり撮った画像選んでる時のがたの(ry)

 

下からの煽り気味な感じが巨大感出てすきです

 

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業界ではジャッキ受けと呼ぶようです(四隅のコレ)

なんにしろ、同形状を四つ作るのは割とめんどー(つω⊂;)

 

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これで3面目です、この金属線で作ったの、配線引っ掛けるやつかな 

ここはもう『画像で確認してください』としか言いようがないか…

 

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ごちゃ〜っとした感じです

実物より一つ一つのパーツはやや大きめなのかもしれません

(相対的な大きさとかあまり深く考えずにやってるのでまぁ…)

 

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ちょこんちょこんと細かいディテールを加えたモノを配置すると雰囲気変わりますよね

板材に二列に開けた穴は 0.2㍉ のドリルを使っています(よく折っちゃう。)

この板は 0.5㍉ 四方の角材でゲタを付けて少し浮かせた感じにしてあります

ちょっとした隙間から背後が見通せるとスポーク車輪よろしくフォ…ってなる?

 

ただ、日々やってると調子の良し悪しが感じられることも多々ね、あるですよ

 

 

素材の違いと本体と追加パーツの色の違いで賑やかさが倍増してるけど

まぁまぁ思った感じにはなってきてるのかなぁ

改めて画像で見ると粗が見えたり未施工を見つけたり…あぁ…

 

上面はサンプルにしている個体と製品の形態に違う点があり

作りながらはちょっとキツいかなぁということで起こしてみる

中央が目鼻口にしか見えなくてトーテムポール?みたいな…

製品の部材を活かす方針なものの

一部改変することになってアレンジしまくりです

 

梁の数と取り回しが異なっているので

パイプの数を調整したり部材の左右を入れ替えたり

あぶれた部材を隣の枠に移動したりとほぼ『オラザク選手権』

 

一部専門家のアドバイスも頂いたので無理くりながら突っ込む

(製作中に監修入るとかつい言ったリアルタイムロープレ感)

 

さて、作れんのかこれ💧

 

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なんとか天面も部品の配置が終わりそれっぽくはなった気がする

丸いのは 100均で売っているボール紙を皮ポンチで抜いたモノ

一部はこの変圧器のパーツの余り(1㍉厚)も使ってます

 

接着には田宮の木工系ボンド・スチロール樹脂接着剤・瞬着を使用

 

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配管はもうちょっとあるんだけど、機器配置を変えた関係で延長できず

辻褄が合わなくなって断念したディテールもいくつかあります

この辺はどうしても出てきてしまう取捨選択で

模型加工あるあるだと思う…だれかわかって…(TДT)

 

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エヴァ的な?

 

割と重厚感出てるような…自画自賛

 

鉄道模型でこういう雰囲気ってあまり見かけないからってのもあるのかな

花魁車とかSLの床下配管とかそういうのに通じる感じ?

 

 

はい、この後は塗装に入りますよぉ〜

 

 

 

 

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