甲府モデル 『シキ180』を作る(ローダウン・補強・回転軸構造変更)その10「完成、そして面接へ・・・(え"」
ほっそい金属線が届いて、いよいよ最終局面に入ってきました
その構造が今ひとつ不明だった空気溜めに掛かるハンドル
どうも空気溜めに残った空気を必要な時に抜くためのバルブ操作用のものらしい
0.2㍉は細いっすな、予想以上に
真鍮線だとペランペランなところ、ピアノ線だと弾力はあります
届いた0.2㍉のピアノ線とボナの割りピンで
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) November 29, 2018
空気溜めのバルブ操作用と思しきハンドルを追加
空気溜め上のバルブカバーの試作品を載せてみる
デカくて微妙…#シキ180 #甲府モデル #素組しない派 #BMTNか #SCカプラー万能説 #デカールこわい #ステップ取付 #ブレーキホース・ハンドル・配管取付 #黒染 pic.twitter.com/CT2DHHSTMT
操作部とバルブを覆う小さなカバーが付いているようなんだけど
さすがに小さすぎて造形は厳しめっぽい
なんとなくそれっぽく見えそうなものを付けるかどうか要検討
ピアノ線は炭素鋼と言うだけあって元々黒っぽい
ガンブルーペンで簡易黒染めしたらぱっと見真っ黒ってくらい
ブラックアルマイト好きにはちょっと響きそうな色合い
洋白帯が届いたら
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) November 30, 2018
ブレーキテコとカプラー開放テコをなんとかしてひと段落かな
空気溜め上のバルブとカバーは検討中…
シキ1000との並びもディテール的に追いついてきた感
完成まであと僅か。٩( 'ω' )و#シキ180#甲府モデル#9mm pic.twitter.com/E01V7EU8ZX
事あるごとに TOMIX のシキ1000 と並べて画像にしてきたのは理由があって
1つの目安として シキ1000 と並べて置けるモノにしようと
ディテールやクオリティでなんとか近付けるモノにしたいと
目標値として横に置き続けてきたわけです
なんとかベクトルに違いはあるものの一緒に置けるようになってきたかなと
マスプロ品と考えると KATO の D51 のキャブ下配管という変態造形があるので
突き詰めていくとプラの表現力には敵わないんでしょうけど
いい勝負まで持ち込めたら『やってやった感』は出せるよね…
ということで
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) December 1, 2018
噂をすればクアトロポルテさん @4porte から届いた
宅配は自宅で受け取れないことが多いので
営業所にも頼んで基本『営業所受取』設定にしてます
ただ @密林 の場合は配送業者がモノによって変わるので
『ヤマトの場合は〜営業所留め希望』といった注釈を宛名に設定
個別案件やけどね pic.twitter.com/UQoQtQYGEK
洋白帯来ましてん。
#ブレーキテコ 試作
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) December 1, 2018
台車の回転にも干渉しないしいいかな
あと少しだけ菱形に加工すればそれっぽくなるっしょ#シキ180 #甲府モデル #素組しない派 #BMTNか #SCカプラー万能説 #デカールこわい #ステップ取付 #ブレーキホース・ハンドル・配管取付 #黒染 pic.twitter.com/w3EaA5ruKp
サッと切り出してハンダでぺっと付けて確認みたいな感じ
思ったよりもシャープにできそうだし台車に干渉しなくてホッとした
角度も干渉を気にして垂直になるかと思ったけど角度付けられそう
#ブレーキテコ こんなもんかな
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) December 1, 2018
組み付け中に配管が途中で折れて作り直しとか…Orz
えらく時間が取られてツラい…_(┐「ε:)_
(…繊細にし過ぎた?)#シキ180 #甲府モデル #素組しない派 #BMTNか #SCカプラー万能説 #デカールこわい #ステップ取付 #ブレーキホース・ハンドル・配管取付 #黒染 pic.twitter.com/35a85DGNMl
曲げたり戻したりが結構あったものだから
ブレーキテコ取り付け部周辺でポッキリ折れる案件が発生
挙句にハンダゴテの熱で周辺パーツが落ちたり色々大変
配管を一から作り直してなんとかモノにした
実際、黒染めしてみるとブレーキハンドルや台車に隠れて目立たないんだけど
覗き込むと渋い色目の細い板パーツがシュッとあって悪くない
密かにお気に入りポイントだったりする
#カプラー開放テコ に手を付ける
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) December 1, 2018
棒をどうやって固定するかで機能停止状態
穴を開けて挿しちゃうのがいいんだろうけど
帯材の幅が0.7㍉…٩( ᐛ )وハハッ⤵️#シキ180 #甲府モデル #素組しない派 #BMTNか #SCカプラー万能説 #デカールこわい #ステップ取付 #ブレーキホース・ハンドル・配管取付 #黒染 pic.twitter.com/tbhob6nT2u
とうとう構想の中では一番細かい造形になりそうな開放テコでやんす
出てくる数値が 0.2・0.3・0.5 ・0.7 といったもの
金属帯の幅だったり穴径だったりで裸眼だと見えるか否かギリギリ
で、穴を開けて 0.2㍉のピアノ線を通そうという話です
ノコで溝を掘って埋めるのか、ドリルで一気に穴を開けるのか
結局は 0.2㍉のドリルバイトを仕入れてきましたとさ
#カプラー開放テコ を
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) December 3, 2018
1個
作ってみた
(ほんとに…コレ…組むのぉ…???)
って、思いながら
何度も
『ぱぃ〜〜〜ん♬』
…って部品飛ばしながら
なんとか組み付けたけど
(こんな繊細なんどぉすんのよ…(´・ω・`;))
…って、なってる。…_(┐「ε:)_ ムリィ#シキ180#甲府モデル#9mm pic.twitter.com/bPyLL2cdZl
ぱぃ〜〜〜ん…ってどこ飛んでったかわかんなくなるですよ
赤いのが半田付けした 0.3㍉の洋白線、フレームまで貫通させて支えます
黄緑のが 0.2㍉のピアノ線を支える割りピン、洋白帯貫通させて固定
コレを見て何をやってるのか理解できる人向け…
1cmくらいの大きさでこれをやってるとか自己満足以外の何物でもないよね⤵️
#カプラー開放テコ
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) December 3, 2018
もう一方も
組んだ〜〜〜… _(┐「ε:)_ チカレタァ
付ける予定の部品は全部付けた
まだ細々あるけど調整用の部材だけだから
ほぼ
99.8%くらい
完成〜〜〜〜〜〜〜〜〜❗️❗️❗️❗️❗️
(で、6日くらいに #パンケーキコンテナ 行こうと誘われてる…)#シキ180#甲府モデル#9mm pic.twitter.com/MkHBIgIkuc
こっちのが見えやすいのかな、テコの取り回しや角度が微妙なのですよ
ほぼほぼ完成です
いやぁ………10/13 からですか、12/3 だから7週間ですか…
7週間。
…Σ(゚口 ゚;≡;゚口 ゚)
このペースだと年間8輌しか作れn(ry
#シキ180#甲府モデル#9mm pic.twitter.com/GFkKj3Y6ks
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) December 3, 2018
黒染めもしました
7週間の賜物です
やり切った感はあります
完成って言えるとこまで作ったことってほとんど無かったんで
Twitter上で多くの方にいいねをいただいたり
いくつものリツイートをしていただいたり
なかには『その発想は無かった…』といったコメントも
「その一言が、原動力」みたいな感じで大変ありがたいものでした
甲府モデルの @パンケーキコンテナ マスターにも追いかけていただいて
完成したモノを見せたい、ドヤ顔で持っていってみたい(笑)
そんなこんなでここまで持ってこれました
もちろん、このキットを発売してくれたという部分もあるわけで
1輌で7週間楽しんじゃいましたよ…と
多くの方々にありがとうございました…と
展示会場的ななにか
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) December 6, 2018
(#シキ180 里帰りっぽい感じ)
@#パンケーキコンテナ pic.twitter.com/gZKTTnlZrT
12/6 面接会場(?)へ
で、『持ってきましたよ〜』とテーブルの上に
開口一番『これ、どこの製品ですか?』とマスター
思わず『ベースはこちらの製品ですよっ』とつまらない返しをしてしまった
よくよく思い返せば
暗に(ウチの製品に見えないんですけど〜)と
マスターなりの賛辞の言葉であったのだろうと最近になって思い当たったり
だめだめですなぁ…_(┐「ε:)_アカーン
どうもそういった機微に疎くてぽか〜んしちゃいます、仕様です。
それにしても
まぁ、だいたいこうやってテーブルの上が貨車だらけになるですよね
今日はほぼ完成したことにしたシキ180を持参し#パンケーキコンテナ さんを再訪
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) December 6, 2018
これに合わせてステップ上にある手摺
空気溜め間の配管支えを追加工作
各種加工については個人的にやり過ぎた感もあったものの
マスターには相応に楽しんでいただけたそうで胸を撫でおろす#シキ180#甲府モデル#9mm pic.twitter.com/heP0qK7PWd
最後の〆とばかりに仕上げ工作的な
実は最初からやる予定でいたものの最後に回されていたモノ
帯材が入手できたことで(本来はアングル材のように見える)ようやく
手摺については 0.2㍉を使っているものの
真鍮線とピアノ線しかこの太さのものが手に入らず
ひとまず加工のしやすさで真鍮線にしたところ
思いのほか柔らかくて逆に加工しづらかったり
まぁ、やるだけはやったのでいいにします
シキを見せたあと、当方のオーダーで厨房に入ったマスターに
『ちょっとやりすぎてしまった部分もあったかなという想いもあって…』
『果たしてメーカー側の立場からするとどうなのかなとヒヤヒヤしながらでした』
『可能性としてここまで手を入れることもできるというのは見せられたのかなと』
そんなことを伝えたのを受けて
『あくまでも素材を提供しているという感覚でいますのでどんどんやってください』
そう応えながらも、半ば呆れたかのように『想定を超えていましたが…』 と
苦笑い(?)を浮かべていたその表情を思い出しつつ…