Pochi-KoBoの工作日記

カプラーと内装ばかりに手間をかける某集団代表、納車時の各部のスミ入れが日課。作りかけの御殿場駅モジュール(全長3,600mm)は駅舎の情報不足で停滞し、各部の経年劣化でストラクチャーのリニューアルが待たれる(だめぢゃん)

甲府モデル 『フワ30000』を作る その2 『まだだ…まだ終わらんよ(インレタまで貼る)』

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箱に組んでディテールを追加し始めたフワ30000

車両工作の基本工程になりつつある手摺りの追加をします

今回も製作にあたってあちこちググって個人的に資料を探してみました

現実問題としてブレーキ手小屋側から見た斜め左右の画像二つきりで

他は主に 16 番の金属キット完成品の画像が数点ある程度

ドット絵で描かれた側面のイラストなどもありましたがごく僅かでした

 

そんな中で見かけた画像で確認できるものは再現してみようということで

・ブレーキ手小屋に上るハシゴ用に付けられたもの

・車端部と吊り扉開閉用のものと側ブレーキ操作時用のもの

…といったあたりの手摺りを細々と曲げていきます

 

何も無い側の妻板は画像が無いものの

同時期の有蓋車を見ると妻面中央部に手摺りのあるものも多く

たぶんフワにもあるんじゃないのかなぁ…と予測はしています

(今回は確認できていないので未施工のままです)

 

手摺はガンブルーで黒染め後、ボディの塗装が終わってから差し込んでボディの内側から瞬着で固定しています

(なので、足は長めにしてあり、長い方がやや安定するような気がします(気がするだけ))』

 

こちらも最近定番化してきたキャロムショットのガンブルーペンで黒染め

表から接着しようとすると周囲にまで接着剤がハミ出ることがあるので

板厚がたかが知れているペーパーの場合は裏留めの方が楽で綺麗に仕上がります

 

『普段は0.3㍉の洋白線を使っているところ、手摺全部となると煩くなりそうなので0.2㍉のピアノ線にしました

ようやく1㍉弱で45度に曲げる手段が確立できたので、より深みにハマれそうです(ぃゃ

(これならワム8やワキ5000の車端の手摺とかも作れるぢゃんね…)』

 

ピアノ線とか 1 ㍉で曲げようとかすると

よほどがっちり固定できてないと横にズルッとズレてとても曲げられるようなもんじゃないのですよ…

コの字の角を 1 ㍉弱でC面取りした形、やってみるとワカリマスヨ

こちらも吊り扉なので滑車の押さえも追加、形状は現物再現が困難なので雰囲気だけ

貨車の扉関係の手摺りは横に倒れるような形状のモノが使われますよね

作るとなると意外と面倒だったりします

ちょっと息抜きに

ED18 クラスでも大きく見えるくらいなんで、ホントにかわいいサイズです

編成でとなるとどんなのがいいんでしょうね?

床下が割とスカスカな感じなんでちょっとアクセント(?)欲しいなと

画像で見ても目立つのがこの側ブレーキとブレーキの配管くらいで

試しに作ってみて他のブツにも水平展開できるといいやんね…と

実物よりだいぶ頑丈そうな大きさで作ってますが

雰囲気的に違和感なさそうなのでいいにしましょう

(最初はどうかなぁとは思ってたけど思ったより悪くないかな)

うむ、悪くない。

素材は見かけたときに手に入れておきます

どこで何を使うことになるのかわからないので

タミヤで製品化されていない端数サイズのものとか中心に

Iビームやチャンネル材などディテールに使えそうなものを

それぞれいくつかのサイズを揃えておくと車両にもストラクチャーにもイケますね

 

さて、エアタンクとシリンダーを…

 

…で、ちょっと不穏な雰囲気になってきます…

⬇︎

http://kraken.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/02/05/01314l.gif

⬆︎

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真空ブレーキだとエアタンクは無い

シリンダーも空気ブレーキのものとはおきかたも形状も違う…と

あれこれ調べていくと以前はスルーしていたものも正体が判明してパッと目に付いたり

それがどこに作用していくものなのかがザッと把握できるようになっていったりします

この辺はどのようなことでも同じなのかもしれませんが

 

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床下で覗き込まないと見えないというのはあるものの

それほど手間のかかることでもなさそうなので金属線工作

真空ブレーキのシリンダーが作用すると押すのか引くのか不明だけど

まぁ普通に考えたら押し出してくるでしょうと

そうであれば場所と向きは決まったも同然、さっさと付けちゃいます

 

前後のブレーキに向かう引き棒も簡易表現で追加

横から見たときのシルエットも折り重なるような金属線の影がいい感じです

 

金属線は全てガンブルーペンで黒染め済

(青黒く鈍く光るですよ、油の滲んだような雰囲気です)

 

引き棒は一部目立たないけどまぁ自己満足のレベルなので良しにする

9㍉でここまでやってあれば充分でしょう

細密化も思い付くものも出てこないしこれくらいでいいかなぁ…

 

いつものやつで

できそうなことはやったかなという感じで

まぁ、後から出てきたりするもんですけどね、割と

 

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小さいだけに手を付けようとすると作業が細かくなりがちで

別のパーツを付けたところについ触れて力が入ってしまったりと

あれこれ気を使うことになるのがちっさい模型の難しいところ

 

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銀河のステップはホントに便利でこういう使い方にもサイズ感よいですね

また追加で入手しておこうと思います

 

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気になる部分もまぁまぁあるものの

(手摺りをこれでもかと追加したにしては…という部分も含め)

そこそこスッキリした仕上げにできてきたんじゃなかろうかと

 

カプラーは雰囲気重視で グリーンマックス のナックルで

KATO ボギー用短縮ナックルや自連 TN とも例の穴だけで組めるのが大きい

TOMIX の自連 TN も造形いいと思うんだけど

アーノルドカプラー用ポケット対応となると密自連になっちゃうしね

(密自連 TN だと各種ナックルカプラーとの相性が厳しい)

 

 あとは車番を入れればいいかなというところな訳ですが…

くろま屋さん、噂通りのご丁寧なお方で

話が前後してしまったりご面倒をおかけしてしまったものの

首尾よく必要なものも揃えることができてありがたいことです

 

あとは発送を待つばかり…

なんて思っていたら程なく出荷のお知らせが

ある意味タイミング的にはギリギリな感じでしたかね

迷っているうちに発送されていたところでした 

大変ご丁寧な対応を頂きまして、これは次ももちろんお願いすることになるですよ

 

で、別件でおススメのお店なんかがTLに流れていてどの辺だろうと思ったら…

 

(くろま屋さんて相模原のtamtam行くときにちょいちょい寄ってくブックオフから歩いて100mくらいやん…( °ω° ))

 

ほとんど通り道のようなところにその店舗は存在しておりました

次回はちょっと立ち寄ってみようかと思っています

 

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TOMIX のインレタは貼ったことがあったものの

それ以外(単品文字タイプ)は初めてじゃなかったかな

そもそも車両工作自体がシキ 180 が初めてだったしね

 

さすがに字が小さいので切り出しには苦戦したものの

貼り付けそのものは思ったよりも上手く行ったように思う

ちょいちょいズレて貼り直したり剥がしたり気持ち斜めってたりはあるけども

ブレーキ手小屋両脇の斜めの手摺りは目立つし付けて正解だったわぁ

実車と比べると多少角度が違ってたりはするんだけど

その辺りは取り付け位置を追い切るのが難しかったりするからで仕方なし

渋いしかわいいしで結果おーらいでいいでしょう

とりあえず製作記的なものはここまで

追記があるんでそれはまた次回に回してひとまず終了です

 

(模型も『完成した』とは言ってないのよね)