甲府モデル 『ワキ700 』を作る(フレーム内蔵・下まわりプラ化)その5 『塗装とインレタと床下機器と』
やらかしてそのリカバリに終始した前回ですが
水研ぎの#400・#600は空研ぎだとこのあたりに相当するのだそうな
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 6, 2019
空研ぎ用の#1200とかは追い追い用意するとしてひとまず pic.twitter.com/Ejpb9ZPKk7
終わってないんだなぁ〜_(┐「εX)_
あまり妥協しちゃうと『後悔役立たず』なのでね
後悔することが予想できるならできる限りはやっときましょうと
(画像が出ない事がありますが『Show Media』をクリックすると出ます)
デカール・インレタを貼る際に下地はグロス仕上げがいいというわけで田宮のツヤありの黒スプレーです
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 7, 2019
柚子っぽいけど当初の何度も塗り重ねた年季が入った感じよりはマシかなぁ
溶接跡付ける前に#1200くらいで軽く均すかどうか悩みちう
そもそも取りきれなかった部分のエッヂが甘くなってるのでね…
なんとか工程の目処がついてきたのでそれに添って進めていきます
塗り重ねてしまった部位はどうしても厚塗り状態になって
エッヂというエッヂが眠たく(丸く膨らんだ感じに)なっちゃってるので
できる限り角を出したいというのが人情(?)
塗装で溶接跡を付けようと思うので、表面を整えるならその前に…でさぁね
#1000 で空研ぎ
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 7, 2019
徐々にスルスル滑るようになっていく感覚が懐かしい…#甲府モデル#ワキ700#急行便#素組しない派 pic.twitter.com/vUDf0DWh1X
力を入れずに細かい突起をさらうようにペーパーを横に動かしていくと
ある程度のところでスルッと滑るようになってきます
クルマのエアロパーツを自分で塗装してた頃を思い出します…
メタルキットのようなツヤと反射。
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 11, 2019
うっすらと浮かぶ溶接跡の影。
すてき…
(注:ペーパーキットです)
なんかイロイロトオカシイ
構えたあいぽんが映り込むってなに?
デカールはいいとしてトップコート…乗る???
(磨き過ぎたっぽい…(´・ω・`;))#甲府モデル#ワキ700#急行便#素組しない派 pic.twitter.com/uPEX03w2Qu
表面が均一になったらコンパウンドで磨いてみます
インレタ貼るなら表面は滑らかなh(ry
一部はリューターに付けたブラシで『ぎゅ〜〜ん』と
やりすぎたぁ〜かもぉ〜しれん〜ねぇ〜
フワちっさ‼️
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 11, 2019
(小さいかどうかと簡単かどうかは別です…💧)#甲府モデル#フワ30000#ワキ700#素組しない派#黒貨車ばんざい pic.twitter.com/kP9PMc0WTY
ワキ700 は大きい方なんだけどね、有蓋車としては
(フワは小さいだけに細かい部分あるんで気は遣いますよ)
なんとか諦めを付け(?)てデカール貼りました
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 14, 2019
・
が
・
判ってたけど
・
2枚目↘️な感じの見た目です
・
(ぼくには見えまっしぇ〜〜ん❗️)
・
光にかざすと3枚目のようにうっすらと…
・
(白い台紙に白文字はキツい…_(┐「εI)_)
・#甲府モデル#ワキ700#急行便#素組しない派 pic.twitter.com/Eqg73OGQma
『R –工房』さんのデカール、ベースの紙が白なので白文字はキツいのですね
細かく切り出したいときは厳しいっす
デカールにクリアーを『ぶぅわぁ〜〜〜‼️⤴️』って掛けると
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 14, 2019
うっすら下地が見えるくらいに透けてきます
(スプレーだと特に)
(◀︎テストとはいえ掛けすぎた)
小分けに少しずつ吹きましょう… pic.twitter.com/S7CSoHSe8C
一気に吹き付けるとデカールの白が薄く透けてきます
保護のためとはいえ、様子を見ながら軽く吹き重ねるのが無難でしょう
こんなもんかなぁ>光沢クリアー
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 14, 2019
白文字の色落ちはなさそう
シルバリング起こし掛けてたとこもリカバリできたっぽい
塗装表面とデカール表面のツヤが違う時は光沢クリア吹くと馴染みますよね
このあとインレタもあるので軽く磨きます(まだ来ないけど)#甲府モデル#ワキ700#急行便#素組しない派 pic.twitter.com/P5jDA2t4Y6
艶消しを吹いて表面の調子を整えるという話があるわけですが
ことデカールについては艶ありを吹いてからの方が良いようです
シルバリングについては密着度によるんでそれ以前の問題ですよ…
(溶剤でデカールが溶けて馴染みやすくなるようですが、糊で付いてるのと違って弱くて擦ると剥がれたりします)
現状。落成(仮)…くらい。#甲府モデル#ワキ700#急行便#素組しない派#9mm pic.twitter.com/iy3f5F5FqD
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 14, 2019
…渋い…渋いぜ、ジョ〜(誰?いくつ?)
黒貨車が連なると重厚な感じになりますな
ワキも黒いのはインレタが到着するまでの仮の姿なんで
この機会に画像で残しておきますですよ
さて、ここからようやく床下機器を付けていきます
ここまで描いて側ブレーキとブレーキシリンダーがどう関連して動くのか解らなくなって止まった
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 15, 2019
右端のは逆に動いたとしても台車付近で逆向きに作用するリンクを噛ませば対応はできるのだろうけど
…ってか、9㍉ゲージで作るのにここまで必要?って話…?
やっても各々テコ周辺とシリンダーとタンクか… pic.twitter.com/HH8XGxhv2Z
まずは部品構成を確認して…って、構造から見ていく感じです
どれがどう動いてとかさっぱりわっかりっませ〜ん…٩( ᐛ )و
いろんな画像から図を描いて理解に努めようとしますがいかんせん…
え"…ブレーキって一度に全輪に効くんじゃないの?
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 15, 2019
エアブレーキと側ブレーキでそれぞれ割り振ってあるの?
貨車ブレーキの動作 [足尾駅タキ29312 ] https://t.co/mWLWDcgSiU
こういう時はようつべ頼みです
これでも今ひとつ理解できてないんすけどね
プラ材と0.2㍉のピアノ線をああしてこうしてこんな感じ
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 16, 2019
シリンダーがtyぴと太めだけど、黒く塗ればわっかんね。
まぁ…こんくらいやれば十分でしょぉ…
飛び出した部分はそのままシャシに組み付ける際のピンにします#甲府モデル#ワキ700#急行便#素組しない派 pic.twitter.com/5zwIuGoi1S
まぁ…見たまんま(え")でし
やってみねぇとなんとも言えねぇ〜みたいなね
エアタンクはエバグリ2.5㍉丸材
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 16, 2019
シリンダーはタミヤ2㍉丸材
輪っかはタミヤ0.2㍉プラペーパーを皮ポンチで抜いたもの
細い部分はエバグリ1㍉(実測1.25㍉)丸材
寸法はKATOのトキ25000のモノを参考に…
実質てけとー。(笑)#甲府モデル#ワキ700#急行便#素組しない派 pic.twitter.com/iT5SgWy56O
感覚でパーツを切り出してるので必ずしも実物と寸法は合ってないです
メーカー品でも製品によってこの辺りのパーツは造形がまちまちなんで
パッと目に入ったイメージでいいだろうというアバウトなノリです
ってのも…
こんな雰囲気です
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 16, 2019
実車の画像でも朧げにそれっぽいものはありそうに見えるものの
鮮明な画像が見つけられないために『だいたいこんな』風です
朧げな画像でもタンクとシリンダーはほとんどボディから露出しているように見えるので、個人的におっけーと。#甲府モデル#ワキ700#急行便#素組しない派 pic.twitter.com/wE0Lf5Y7Eg
ググっても横から見た不鮮明な画像しか見つけられず
床下の構成がさっぱりだったんですね
それっぽいのがここにあるように見える…ってなレベルでやってるんで
あまり参考になるもんでもないでしょうね、気分気分。
ある程度は部品構成の絵を描いたんでそれび沿って配置はしてます
側ブレーキテコとの位置関係とかから割り出してる感じですな
ブレーキテコのリンクをちょいちょいと
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 16, 2019
床下の反対側の梁に固定されていると思われるのでそれっぽく
はい、今日はここまで〜〜〜ヾ( ̄∇ ̄)#甲府モデル#ワキ700#急行便#素組しない派 pic.twitter.com/Sqv0CYqF5Y
バルブが暴れてるけど見なかったことにしよう
床下は基本シルエットでしか見えないと割り切ってる部分もあるんで
なんとなくそれっぽく見えたらいいかなぁ…くらいで
参考にしたKATOのトキ25000と
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 17, 2019
ここまでやってあればいいでしょ
基本は純正床板でプラ板を貼って強度増ししています
心皿部分はプラ材にしてネジ留め式に変更済#甲府モデル#ワキ700#急行便#素組しない派 pic.twitter.com/mCT0TiOsdX
カトーのトキと比べてもそんな違和感無さげかな
純正のボール紙床板にディテールを貼り込んでプラ板に接着してます
台車の回転軸受けは wave の 4㍉ 丸棒を床板に固定する定番工作
(台車はトミックス?河合?だっけ???(をぃ)のプラ台車…)
とうとう床下も塗ってやった(笑)
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 17, 2019
ブレーキ関係全くディテールが見えない‼️
あとでライトブラウンで墨入れしよ…(;ω;)#甲府モデル#ワキ700#急行便#素組しない派 pic.twitter.com/JB3mpRNKeC
手間というのはなかなかに報われないもんですな…
あとは装飾次第ということで
よし、くる。 pic.twitter.com/IpME9l8zkP
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 17, 2019
く〜る〜やっとくる〜やっとくる〜()
…って、キター♪───O(≧∇≦)O────♪ー!
やばい、まだ片面なのに緊張して手がぷるぷるしゅるっっっ‼️
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 20, 2019
(((; ゚д゚)))
ちゃんと発色させられるならマスキングで塗る方が絶対的に楽っぽい
(´・ω・`)
プラ成形品と違って各部で車体高違ってるからどこに合わせても曲がっててツラい…_(┐「ε:)_#甲府モデル#ワキ700#急行便#素組しない派 pic.twitter.com/9lEDsHXGGO
これはやった人でないと判らないんだろうなぁ…
慣れてないのもあるけど緊張するのよね
管理局標記がちょっと歪んでいるとか701は『大』ぢゃんかとか判っている、ウチの運用上『東』にしたのっ。
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 20, 2019
…💧
でも、やらかしたと思ったけどリカバリもそこそこ
覚悟してたよりは溶接跡も出てるし表面も細やかに均一にマットだし
うはっ(๑•̀ㅂ•́)و✧#甲府モデル#ワキ700#急行便#素組しない派 pic.twitter.com/xEpykwLwl5
当初、やらかしでどうなることかと思ってたにゃけど
予想以上にまとまった感じでどったばったしたのも報われる思いでやんすよと
本人が納得いってればいいんすよ、模型ってヤツは
(そこまで細かく把握してる御仁もそう多くはないだろうしね。うん。)
『さぁ…とうとう手摺り…植えるかぃっっっっっ‼️‼️‼️
(`・ω・´)b』
ようやくここまで来ましたよ
#甲府モデル#ワキ700#急行便#素組しない派 pic.twitter.com/1HAAcmL6iT
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 20, 2019
完成です。
#甲府モデル#ワキ700#急行便#素組しない派 pic.twitter.com/J9Zw1aCt3E
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 20, 2019
一時はどうなることかと…💧
#甲府モデル#ワキ700#急行便#素組しない派 pic.twitter.com/VmehTol0cH
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 20, 2019
スポークの抜けた車輪がね、やゔぁいですよ
ディテールをいくつか
— Pochi。工房 (@Pochi_Ko_Bo) January 20, 2019
溶接跡と側ブレーキ用手摺
(急行便ワキ1000で白くない個体が多いので準じた)
吊り扉補強リブ・吊り金具、手摺は簡易的にペイントマーカーの橙で表面だけ
妻面各手摺と掛け金具
ブレーキ関係はウェザリングマスターでハイライト#甲府モデル#ワキ700#急行便#素組しない派 pic.twitter.com/ViqTD4aAss
どうだったでしょうか…って
車種選定もあったんでしょうが、Twitterでも概ね好評だったようで
また、製作の様子を楽しみにしてくれていた方もいて
逆に途中で投げ出せなかったのと投げ出さずに済んだのと
そういう意味では追いかけていただいた皆さんの後押しを貰って完成にこぎつけたような
見られながら作る醍醐味のようなものを改めて感じた個体でしたね
なんだかどこかから 16 番で製品化が云々ですよと耳打ちが来てるんすけど
16 番はレール1本持ってないんすけどどぉしろと…(つω⊂;)
(これやってるだけに手が抜けないぢゃんね、ブルブル…)
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