甲府モデル『シキ1000 変圧器風積荷』を作る
先日伺ったパンケーキコンテナ(甲府モデル)さん
ペーパーモデルをいくつかお買い上げしてきましたが
そのなかで最初に手を付けたのがシキ 1000 の積荷
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Nゲージ シキ1000用 変圧器風積荷 ペーパーキット | 鉄道喫茶 パンケーキコンテナ (甲府モデル)
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普段からペーパークラフトメインのスクラッチをやっているものの
レーザーカットモデルを手にするのはお初
大物から手を付けるよりはまずはお試しがてら小物から行ってみましょうというのと
コレに付随してやってみたいこともあって呼び水がてらというのもある
メーカー推奨では四面の貼り合わせをした後で箱組みという手順ですが
個人的趣味(ただのせっかちともいう)で先に箱組みしてしまいます
流れ的に、接着の位置決めのために加工されている筋彫りが活用できなくなるので、メーカー推奨どおりこの方法はお勧めはしません
組んでいくと重ねて貼り合わせる際、位置決めで悩みそうになることもありますが
パーツ同士を重ねてみるとそれぞれで似たようなディテールが造形されているので
上下位置だけ気をつけて組んでいけば【横方向に関しては】ほぼずれることはないと思います
横方向について気をつける点といえば
上の画像のように切り離した際のカット方向によっては
僅かにはみ出す場合があるかもしれません
上の画像の部分は表面の梁の部品で
直角に他の部品と貼り合わせることになるので
できればきれいに整形しておきたいところ
製品の紙はペーパーのヤスリが使えないことはないのですが
可能であればこういった隅の部分だけでも瞬間接着剤をちょこっと付ける事で紙に染み込ませておくと
強度が上がりプラスチックのように加工性も良くなり扱いやすくなります
で、今回の【ひみつへーき】はこちら
模型メーカー『ハセガワ』のトライツール系の製品
プラモデル用の加工用ツールでもその向きには有名
静岡ホビーショーのトライツール系の物販ブースではなかなか問屋系で流れにくい(需要がないのか小売店があまり仕入れてくれない)製品を単品売りしてくれるので、毎年覗くのが楽しみなブースの一つ
こちらのノズルを瞬間接着剤の容器に付けると蓋は付かなくなりますが
ノズルに残った接着剤が固まって蓋代わりになるので
次に使うときには数ミリチューブを切り詰めてやれば使えるようになるという
判ってる人向けなばっさり開き直りで素人さん向けには優しくないと思われる一品
上面の7枚あるディテールパーツはボンドのチョン付けではめ込み
裏から穴にはまっている脚部分に瞬間接着剤を流し込み固定
本体上面の黒っぽく囲われたように見える梁の部分も全体に瞬間接着剤を染み込ませ
上蓋部分と同様にヤスリで凸凹や突起を取り除きお互いを接着します
今回使った工具類はこんな感じ
いわゆるクラフトナイフと 100均のセリアやレモンで扱いのあるクッションやすり・タミヤの木工ボンド系の接着剤に瞬間接着剤
これくらいの道具で充分組めるということでもありますね
できあがりがこちら
このあと小部品を追加で作ってディテールを増やそうと思ってるので
塗装については今後追々ということで一段落とします
ボリューム的にもこのくらいの大きさがあるといいです
さて
レーザーカットの特徴として対象を焼き切っていくということから
切断面にはススがかなり付いていますので
汚れても良い環境で作りましょう
間違ってもアルコールを摂取しながら刃物を扱うのは危険ですので止めましょうオレ。
(白ヱビスうまぁ…)
で、シキに載せてみるとちょっと隙間が開きますな
実際の輸送状態の画像を見ると養生に下に鉄板を敷いたりしているようなので
挟むものとゆわえられたワイヤーなんかを追加工すると良さげかもしれません
さて、それでは次回は続きとして別パーツをやりますよっと
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