Pochi-KoBoの工作日記

カプラーと内装ばかりに手間をかける某集団代表、納車時の各部のスミ入れが日課。作りかけの御殿場駅モジュール(全長3,600mm)は駅舎の情報不足で停滞し、各部の経年劣化でストラクチャーのリニューアルが待たれる(だめぢゃん)

TOMIX キハ183系列 の カプラー事情

現行品の初期ロットで8連にしてある HET がいるのですが

増結用にとお手付きしたら品番を間違えて旧バージョンの8連が届くことに

 

よく見ると幌の別パーツ化と BMTN 対応が大きな変更点であるようで

細かく見ていけば動力の変更やメカ椅子の色変更等々出てくる訳ですが

ぶっちゃけ現行品と混結するのにしろしないにしろ

・幌が気になるのかどうか

・BMTN 化してある現行品と繋げるのか

がネックになってくるわけですね

 

試しに KATO カプラー JPA による挿げ替えと

床板加工による BMTN 化を一部の車両で実施

f:id:Pochi-KoBo:20180306180908j:plain

上がKATO カプラー JPA を短めにセットしたもの

下は BMTN 化済の現行品をそれぞれ2点で見比べたもの

 

KATO カプラーでも連結面距離はさほど違いがないほど縮めることもできます

f:id:Pochi-KoBo:20180306181234j:plain
f:id:Pochi-KoBo:20180306181248j:plain

左が試しに BMTN を組み込んだ旧製品と現行品の連結の様子

右は現行品同士での BMTN での連結の様子

 

旧製品の方は取り付け位置を後ろにし過ぎたかもしれません

幌が無いので旧製品同士であれば支障はないかもですが…

 

 

ひとまず KATO カプラー JPA に入れ替えてみます

f:id:Pochi-KoBo:20180306183449j:plain

そのままだと連結面間隔が広いままとなってしまうので

カプラーポケット内にスペーサーを挟むことでカプラーを引っ込めます

片側 0.75㎜ 連結面で 1.5㎜ の短縮です

詳細は過去記事がありますのでそちらで

 

pochi-kobo.hateblo.jp

 

客車の例ではありますが、カプラーポケットの造形が同様のものであれば今回のようなこともできるという事例です

これでも R280 の S 字を問題なく走り抜けますので実用上の問題は無いかと

それ以下のカーブで走らせる環境がないため R243 などでは検証していません

 

さて、BMTN 化です

一部の車両で前オーナーによる接着による取り付けが行われていました

f:id:Pochi-KoBo:20180306183019j:plain

基本的に強度面での不安からカプラーの爪は切らないことを原則にしています

イベント出展などでどうしても長編成化しがちであるため接着では不安なのです

 

で、とりあえず床板の厚みを確認、ほぼ 1㎜ でした

f:id:Pochi-KoBo:20180306190034j:plain

現行品同様にダボを作ってしまうのが無難でしょう

f:id:Pochi-KoBo:20180306183204j:plain

というわけで、たまたま床板の幅詰めまでは到着時点でできていたため

床板の端面に金属線を埋め込んでいき、カプラーを吊り下げる形にします

床板メカ椅子も多少干渉するので削った方がいいのでしょうね

 

で、初めの方の画像になるわけですが

f:id:Pochi-KoBo:20180306181234j:plain

昔の碓氷峠シリーズ 489 系や 183 系「はしだて」の BMTN 化を思い起こさせる連結面

手間を考えると KATO カプラー化の方が多少楽です

ただ、トイレタンクまで取り付けできるようになることを考えると BMTN も捨て難い

 

これ、KATO カプラーでいくか BMTN 化するかすんげぇ悩みますね…( ̄▽ ̄;;;)

 

.