TOMIX キハ183系列 の カプラー事情
現行品の初期ロットで8連にしてある HET がいるのですが
増結用にとお手付きしたら品番を間違えて旧バージョンの8連が届くことに
よく見ると幌の別パーツ化と BMTN 対応が大きな変更点であるようで
細かく見ていけば動力の変更やメカ椅子の色変更等々出てくる訳ですが
ぶっちゃけ現行品と混結するのにしろしないにしろ
・幌が気になるのかどうか
・BMTN 化してある現行品と繋げるのか
がネックになってくるわけですね
試しに KATO カプラー JPA による挿げ替えと
床板加工による BMTN 化を一部の車両で実施
上がKATO カプラー JPA を短めにセットしたもの
下は BMTN 化済の現行品をそれぞれ2点で見比べたもの
KATO カプラーでも連結面距離はさほど違いがないほど縮めることもできます
左が試しに BMTN を組み込んだ旧製品と現行品の連結の様子
右は現行品同士での BMTN での連結の様子
旧製品の方は取り付け位置を後ろにし過ぎたかもしれません
幌が無いので旧製品同士であれば支障はないかもですが…
・
ひとまず KATO カプラー JPA に入れ替えてみます
そのままだと連結面間隔が広いままとなってしまうので
カプラーポケット内にスペーサーを挟むことでカプラーを引っ込めます
片側 0.75㎜ 連結面で 1.5㎜ の短縮です
詳細は過去記事がありますのでそちらで
客車の例ではありますが、カプラーポケットの造形が同様のものであれば今回のようなこともできるという事例です
これでも R280 の S 字を問題なく走り抜けますので実用上の問題は無いかと
それ以下のカーブで走らせる環境がないため R243 などでは検証していません
さて、BMTN 化です
一部の車両で前オーナーによる接着による取り付けが行われていました
基本的に強度面での不安からカプラーの爪は切らないことを原則にしています
イベント出展などでどうしても長編成化しがちであるため接着では不安なのです
で、とりあえず床板の厚みを確認、ほぼ 1㎜ でした
現行品同様にダボを作ってしまうのが無難でしょう
というわけで、たまたま床板の幅詰めまでは到着時点でできていたため
床板の端面に金属線を埋め込んでいき、カプラーを吊り下げる形にします
床板メカ椅子も多少干渉するので削った方がいいのでしょうね
で、初めの方の画像になるわけですが
昔の碓氷峠シリーズ 489 系や 183 系「はしだて」の BMTN 化を思い起こさせる連結面
手間を考えると KATO カプラー化の方が多少楽です
ただ、トイレタンクまで取り付けできるようになることを考えると BMTN も捨て難い
これ、KATO カプラーでいくか BMTN 化するかすんげぇ悩みますね…( ̄▽ ̄;;;)
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